今回は「原油価格 上昇&安定」という内容をお送りします。
WTI原油6月物の最終取引日は5月19日(火)でした。そこで、ここ1ヶ月間の原油相場を振り返りましょう。
原油は4月20日にマイナス40ドルにまで暴落しましたが、直近限月が6月物に切り替わった4月21日以降、右肩上がりで上昇を続けてきました。
5月19日に取引を終えた6月物は32.5ドルで取引終了、マーケットも混乱することなく、まるで1ヶ月前の相場が嘘のように、落ち着きを取り戻しました。
5月20日の日本時間18時現在、直近限月である7月物は32ドル近辺で取引されています。
原油が上昇して値動きが安定した理由としては、
・OPECプラスの協調減産がスタート
・原油ETFが、期近物→期先物に乗り換えて運用
・欧米で経済活動が徐々に再開
などが主な理由として挙げられます。
WTI原油価格の限月間スプレッドも縮小、原油ETFを買いやすい状況になりました。
チャートからは当面30ドル台で推移し、40ドルを目指す展開になりそうですが、今後は治療薬とワクチンの開発、そして新たに大きな問題になりつつある、米中対立に影響を受ける状況が続きそうです。
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