株式投資の格言「旧故を道(い)わず」~礼記
古い知人の過去の過ちについては、本人に対しても、第3者に対しても語るべきではない。
大橋直久(中国)
■参考になりそうな昔の経済・投資ニュース■
「会社の株のストックオプション制とは」
2006年
サラリーマンが億万長者になるのは難しい。だが、自社株を持てる会社に入れば可能性は広がる。狙い目は高成長企業と今後、新規株式公開(IPO)を目指している会社である。
2000年のITバブル前にソフトバンクに入社し、子会社に配属されたA里さん(仮名)は言い切る。「仕事の内容や給料よりも大切なのはストックオプション。もらえる会社に行かなければ、私は勝ち組になれなかった」。ストックオプションで得た子会社株は1000万円強で売却できた。
成長企業のストックオプションは、時に巨万の富を社員にもたらす。慶應義塾大学から1998年にヤフーに入社したTさん(仮名)もその一人である。1999年、ヤフー株の時価が1億円を超えた日に、高級焼き肉店で記念パーティを開いた。
「今日は全部おごりだから好きなだけ飲み食いして」とTさんが言うと、呼ばれた客の1人が「1億あるなら、この店1店おごってくれよ」と声を上げ会場がわいた。
その後、Tさんは会社を辞め、大学院に進学。学費はもちろんヤフー株の売却益から出した。
未公開企業で付与されたストックオプションがヤフー株に化けたケースもある。東京の大学の博士課程を休学し、1年限定で携帯電話のスケジュール管理ツール開発会社で働いたXさん(仮名)は恩恵を受けた。2000年に同社をヤフーが買収し、Kさんは転籍。翌年退職して大学に戻ったが、その後8回の株式分割を経て時価は現在2000万円超だ。
未公開で、有利な社員持ち株会を持つ会社もある。リクルートがそうだ。2000年にリクルート子会社に入社したB夫さん(仮名)は、毎年上限まで親会社株を購入。「2年前4000円だった株価は今年4月に7500円に、年20円だった配当も10倍になった」という。
上場しそうな成長企業の未公開株式をもらう
ストックオプションや持ち株会の威力はかくもすさまじい。そして、こうした制度が充実した会社は間違いなく社員に夢を与える。
参考:https://locaco.co/
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